第3話 日曜日の秘密授業と、眼鏡越しの視線
「あ、ママの車の音!」
玄関から聞こえたエンジン音に、真菜は飛び上がった。 放心していた時間は一瞬。現実に戻った彼女は、濡れたシーツを剥がしてベッドの下に押し込み、代わりに新しいシーツを適当に被せるという、小学生らしい杜撰な隠蔽工作を数秒で完了させた。 そして、まだ温かいピンク色のタマゴとコントローラーを、自分の勉強机の引き出しの奥――教科書の後ろへと隠す。
「これは……私の宝物」
ドキドキする胸を押さえながら、真菜は共犯者を見るような目で引き出しを見つめた。 あの強烈な快感の記憶は、罪悪感よりも強い「もっと知りたい」という渇望を、少女の心に植え付けていた。
◇
そして、日曜日。 真菜の部屋には、クラスメイトの由佳が遊びに来ていた。 おかっぱ頭に赤いフレームの眼鏡。大人しくて読書好きな由佳は、活発な真菜とは正反対のタイプだが、二人は不思議と気が合った。
「ねえ、由佳ちゃん。今日ね、すっごいもの見せてあげる」
マンガを読んでいた由佳に、真菜は声を潜めて囁いた。その瞳はいたずらっぽく輝いている。
「すごいもの? ……新しいゲーム?」 「ううん、もっと面白いやつ! ……これ」
真菜は机の引き出しから、例のピンクローターを取り出した。 コードを解き、スイッチを入れることなく由佳の目の前に差し出す。
「なにこれ……? ピンクの、タマゴ?」 「ママの部屋で見つけたの。これね、スイッチ入れるとすっごい震えるんだよ!」
由佳は少し戸惑ったように眼鏡の位置を直した。彼女は本が好きで、少しマセた知識も持っている。この形状が何を意味するのか、具体的な使い方は知らなくても、「大人の女の人が使う恥ずかしい道具」であることはなんとなく察していた。
「真菜ちゃん……それ、あんまり良くないやつじゃない?」 「えー? 大丈夫だよ。マッサージするやつだもん。……でもね、普通のマッサージじゃないの」
真菜はニヤリと笑うと、ベッドの上に登った。 そして、由佳が止める間もなく、ショートパンツとパンツを一緒に足首まで引き下げた。
「えっ、ちょっ、真菜ちゃん!?」 「見てて。すっごく変な気持ちになるんだから」
日曜の午後の日差しが、真菜の無防備な股間を照らし出す。 先日の一件で少し学習したのか、今日の真菜は最初からM字に足を開き、自分の秘部を見せつけるような体勢をとった。 薄いピンク色の割れ目と、その上にある小さな突起。まだ毛の生えていないツルツルの恥丘は、幼さの中に奇妙な背徳感を漂わせている。
由佳は顔を真っ赤にして目を逸らそうとしたが、好奇心には勝てなかった。眼鏡の奥の瞳が、真菜の股間に釘付けになる。
「いくよ……スイッチ、オン!」
ブブブブブブブブッ!!
低いモーター音と共に、真菜の手の中のローターが震えだした。 真菜は慣れた手付きで、その振動する先端を、自分のクリトリスへと押し当てる。
「んっ……♡ あ、はぁっ……♡」
触れた瞬間、真菜の口から甘い吐息が漏れた。 一度「開発」された身体は、振動に対する耐性ができるどころか、より敏感になっていた。プラスチックがクリトリスを擦るたびに、背筋がゾクゾクと震える。
「ほら、由佳ちゃん見て……♡ ここ、お豆さんのところ……震えてるの……♡」 「あ……うん……」
由佳は息を呑んだ。 ピンク色のローターが、真菜の小さな突起を激しく弾いている。振動が伝わるたびに、真菜の太ももがピクピクと痙攣し、割れ目がヒクヒクと動くのが見えた。 (真菜ちゃん、すごい顔してる……) 普段の無邪気な笑顔とは違う、目がトロンと潤んで、頬が火照った表情。由佳の知っている「性」の知識――本で読んだ「快感」という言葉が、目の前の光景とリンクしていく。
「んんっ♡ あぁっ♡ き、きたぁ……♡ また、変なの来るぅっ♡」
「真菜ちゃん、大丈夫……? なんか、苦しそう……」 「ううん、違うのっ♡ 気持ちいいのっ♡ 由佳ちゃんも、よく見ててぇっ♡」
真菜はわざと腰を突き出し、由佳の方へ股間を見せつけた。 割れ目からは、すでに透明な愛液がじわりと滲み出し、ローターの振動で泡立って白く濁り始めている。
ギュルルルルル……ヴィィィィンッ!
「ひゃうっ♡ そこっ♡ グリグリしないでぇっ♡」
指先でローターを押し込み、クリトリスをすり潰すように円を描く。 未成熟な性器は、その刺激を貪欲に吸収していく。
「あぁっ♡ くるっ♡ くるくるくるっ♡ 波がくるぅっ♡」 「あ、んんっ♡ ……イッ♡ イクっ♡ イっちゃうっ♡♡♡」
軽い絶頂――しかし、小学生の身体には十分すぎるほどのスパークが走った。
「んああぁぁぁっ♡♡♡」
真菜の身体がピンと跳ねる。 腰が空中で固定されたように硬直き、太ももの内側の筋肉が小刻みに波打った。 閉じられた尿道口と膣口がキュウキュウと収縮し、愛液がトロリと太ももを伝ってシーツに滴り落ちる。
「はぁ……♡ はぁ……♡ んんっ……♡」
数秒の痙攣の後、真菜は脱力してベッドに沈み込んだ。 額には薄っすらと汗が浮かび、乱れた呼吸が部屋に響く。 股間はテカテカと濡れ、ピンクローターも愛液でヌルヌルに光っていた。
由佳は、言葉を失っていた。 目の前で行われた、親友のあまりにも大胆な自慰行為。 でも、その光景は衝撃的であると同時に、由佳の奥底にある何かを強く刺激していた。
「……すごかった、でしょ?」
少し落ち着いた真菜が、まだ潤んだ瞳で由佳を見て、ふふっと笑った。 それは、秘密を共有した共犯者への、誘惑の微笑みだった。
【選択肢】
- 【由佳への誘惑・体験】 「由佳ちゃんもやってみる?」と真菜がローターを差し出す。由佳は「ダメだよ」と言いつつも断りきれず、真菜にされるがままにパンツを脱がされる。
- 【相互オナニー・観察】 「由佳ちゃんのも見せて」と真菜が要求。由佳は恥ずかしがりながらも、真菜に対抗心と興奮を覚え、自分の指でクリトリスをいじり始める。
- 【興味の拡大・ふたなり】 由佳が「私、本で読んだことあるんだけど……」と、さらに進んだ知識(あるいはファンタジーな知識)を披露し、真菜の身体に起きた変化(クリトリスの勃起など)を観察・指摘する。
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